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立冬

秋だと思ってたら立冬も過ぎていた。

木々の葉っぱも、色づいて美しくなるものは、

写真に撮られ歓声を浴びて、誇らしげだ。

枯れてはらはらと落ちる葉は、地面をカサカサと舞って、

おじさんの箒で面倒くさそうにかき集められる。

ものの哀れを感じやすい季節。

水辺に何気無く置かれている石には

苔やシダが生えて、侘び寂び感が漂っていたのだが、

冬の低い陽射しに照らされた瞬間、急に生き生きとした。

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エッセイ
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